【実体験】注文住宅 費用一覧 〜随時更新していきます〜   

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こんにちは。住宅営業マンのuruoです。

注文住宅って様々なことに費用がかかるので、内容や相場ってわかりにくいですよね。

今回は、【注文住宅 費用一覧】を作っていきます。

自己の8年の経験+実際に中堅ハウスメーカー4社から見積もりを取り、そこから抜粋した

データなので信憑性は高いです。

ぜひ参考にしてくださいね。

情報を入手次第、更新をしていきます。

uruo
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この記事でわかることは

①注文住宅は建物と土地以外に何にお金がかかるのか

②費用の目安

この2点です。

記号の意味

◎  必須

○ 必要なことが多い

△ ケースバイケース

× 不要

資金計画 土地編

建替え土地無項目条件費用目安
✖️土地購入費用
✖️仲介手数料売主以外から購入土地金額の3%+6万円
✖️消費税
✖️契約印紙代金土地費用1000万円以下0.5万円0.5or1万円
✖️固定資産税精算費用1月1日所有者が請求される。
2月1日に所有権が移ると11ヶ月分。
12月1日の場合、1ヶ月分のみ精算。
土地の価値により変動
〜10万円程度が多い
✖️不動産取得税(土地)土地の固定資産税評価額× 1/2 × 3/100 − 控除額
控除額=4.5万円またはAのどちらか多い額
A=土地1平米あたりの固定資産税評価額×1/2×住宅の床面積の2倍×3%
0円になるケースが多い
解体工事費用古屋付の物件購入の場合。
建物の規模や撤去物の数、アスベストの有無により変動。
150〜200万円
境界ブロック積必要な場合 
ブロック規模によリ大きく変動
20〜150万円
上下水道引込み工事引き込みが無い場合
条件により大きく変動
全面道路に菅が無い場合や県道・歩道の場合
高額になります。一般道の場合、100万円前後が
多い価格帯です。
60〜300万円
上下水道設備整備費引き込みは有リ 
メーターや最終枡の移動等
10〜20万円
水道加入金
(メーターボックス)
+検査手数料
権利を持たない土地の場合。
新築は基本20mmのメーターBOXを
つけます。
約25万円
抵当権設定
登記費用
抵当権設定額の4/1000
+司法書士報酬額(3万円前後)
約15万円〜
所有権移転登記費用土地の固定資産税評価額の15/1000
+司法書士報酬額(4万円前後)
約15万円〜
滅失登記建物解体後に建物を無くした登記をします。
自分で行うこともできます。
約4万円
銀行 手数料+印紙代金金融機関により変動。5〜10万円が多いです。約10万円
住宅ローン保証料一括払いの場合
(上乗せも可能)
借入金額×保証料率(審査結果により変動)
(1000万円借入×保証料率100万円あたり
2万円=20万円 保証料率4万円=40万円等)
20〜50万円
✖️仮住まい+引越し費用建替えの場合 家賃+40万円

建物編

建物費用についてですが、冒頭に記した通り

実際に埼玉県内の住宅展示場に行き4社の見積もりを取得してまとめました。

建物の坪単価と付帯工事合計費用は下記の通りです。

建物本体費用・付帯工事・消費税・合計費用

会社建物本体費用(坪単価)付帯工事消費税合計費用
A1890万円(54万円/坪)250万円214万円2354万円
B1855万円(53万円/坪)240万円209万円2304万円
C1820万円(52万円/坪)190万円201万円2211万円
D1470万円(42万円/坪)330万円180万円1980万円

D社は、建物費用が安いが付帯工事の内容が不明瞭でした。

産業廃棄物処理費・管理諸経費・現場安全管理費等、詳細不明の項目が多く見受けられました。

しかし坪単価が10万円違うので、大差は生じませんでした。

付帯工事費用内訳

建物本体工事以外に必要な費用をまとめました。

必要度項目条件・解説最安費用最高費用
仮設工事費用電気・水道・トイレ
メーカーによっては施主手配も可能。
16万円29万円
仮囲い・養生記載無い業者も有り0万円11万円
建築確認申請間取りや窓、一部建物仕様と配置を確定後
所定の検査期間へ今回の建物が
建築基準法に適合しているか確認を出します。
12万円25万円
完了検査費用建築確認通り、建物ができているか検査をします。6万円10万円
敷地内給排水工事本下水区域の場合61万円67万円
浄化槽費用本下水区域ではない場合 5人槽57万円60万円
浄化槽ポンプ費用排水勾配が不足している場合、ポンプアップが必要。
排水先が浅い側溝や土地が旗竿地の場合、可能性大
20万円
敷地測量・調査現況の敷地の測量と役所調査を行い冊子にまとめます。12万円15万円
地盤調査間取り・配置・設計GLが確定後、
建物の四隅と中心で地盤の強さを測定します。
9万円11万円
地盤改良費用工法と改良深度により変わります。44万円100万円
電気幹線引き込み電線の引き込み料金7万円16万円
ガス配管工事プロパンガスは分割可能です。オール電化は不要10万円23万円
設計料依頼先により0円もあります。0万円60万円
現場安全管理費業者により異なります。10万円43万円
管理諸経費明細なし 2社のみ表記0万円55万円
産業廃棄物処分費一社のみ20万円
近隣対策費工事中のガードマン費用など10万円15万円
工事管理費0万円30万円
残土処分費建物の基準高さと現況高さにより変わりますが、
発生するケースが多いです。敷地が広い時は、
敷地内に撒いてならすので不要です。
10万円30万円

諸費用

必要度項目条件・解説費用    
契約用印紙費用契約書に貼る印紙の費用です。1万円
表示登記費用必ず行います。図面が描ければ自分でも可能6〜10万円
所有権保存登記建物の所有者を明示する登記です。3万円
抵当権設定登記住宅ローン利用時 借入金額により変動10万円
追加抵当権
設定費用
分割の融資実行の際に必要な場合有り15万円
つなぎ融資
手数料
融資を複数行う場合
(分割実行可能の場合は追加抵当権を
設定するため不要)
着工・上棟・引き渡し時3分割など
10万円〜
銀行融資手数料銀行・融資実行の回数により変わります。7〜20万円
融資保証料・
手数料
保証料は金利上乗せも可能 (0.1〜0.4%)
融資金額100万円あたり2万円前後
審査と資金割合次第では、大幅に増加
70万円〜140万円
外構工事費用駐車場のコンクリート・表札・防草シート・
砂利敷・アプローチ工事想定
平均100〜200万円
地盤改良工事地盤状況により工法と費用が変わります。50〜150万円
火災保険費用1年2万円〜(県民共済) 10年35万円〜2〜50万円
地震保険費用1年3万円〜        5年15万円〜3〜20万円
地鎮祭費用神社により、別途御供物の用意が必要です。3〜5万円
上棟式費用式を行う場合、当日作業をする職人達にお礼の品を
用意します。
ビール缶6本入り+赤飯とお気持ち5千円✖️人数分
+棟梁には1万円 が相場です。
または棟梁にまとめて3万円程度渡す場合もあります。
担当監督や営業に対して、お礼する場合は
5千円程度が相場です。
5〜10万円
不動産取得税建物固定資産税評価額ー1200万円×3%
2000万円の購入金額の場合、評価額はおよそ6割程度
と言われています。
その場合は2000万円×0.6−1200万円×3%=0円 
3000万円の場合、3000万円×0.6−1200万円×3%=18万円
0〜18万円

基本的に本体工事に入っていないが必要な費用

本体工事には入っていない費用をまとめました。

資金計画書で別途と書かれていたり、そもそも説明されずに後から入っていなかったんだと気づくものもあります。

必要度項目条件・解説費用  
アンテナ工事魚の骨型かスマートタイプにより変わります。8〜15万円
食器棚工事形やグレードにより変わります。15〜50万円
カーテン工事シェードやプリーツスクリーンなど
カーテン以外の場合費用がかさみやすいです
窓サイズが一般的なものであれば量販店が最安
20〜50万円
物干し金物(内外)1箇所1〜4万円 2箇所想定2〜8万円
エアコン4LDK 4基設置50万円

オプション工事

必要度項目条件・解説費用   
電気配線工事コンセント LAN配線 標準品ではまず足りない+15万円
照明工事ダウンライト・シーリング以外を設置した際
シーリングファンやおしゃれな照明・間接照明など
居室照明は別途という会社もありました。。。
+20万円
窓追加・仕様変更契約時金額を低く見せるため窓が少ない・小さい
ことが多い。防犯仕様追加など 
+10〜50万円
扉変更価格を落とすため、安価な開き戸に統一されている
場合
+5〜10万円
キッチンフルフラットI型キッチンからの変更差額目安+50万円
浴室換気乾燥機換気扇からの変更+6万円

土地によってはかかる費用

項目内容費用
手おこし上棟をクレーン車無しで行う。土地条件により費用は大きく変わります。
都度計画をたてて見積もりをとるため一概には言えません。
荷上げやが絡むような狭小地や奥地の場合さらに費用が嵩みます。
0〜20万円
鉄板養生・ぬかるみやすい土地の場合、工事車両がはまってしまわないように敷く
・土地の入りぐちにあるl型側溝の保護のため。等
小型運搬費用全面道路が狭い(3m以下)場合や建築地に辿り着くまでに大型車が
通れない道のりの場合、小型運搬車に変更する差額費用
電線の防護管敷地外の接面道路の電線に対し、上棟の際にクレーン車が
近接する場合防護管を巻く費用です。以前は東電負担で無料でしたが
近年は費用が建築主負担となりました。
防護する電線の数により金額が変動します。
15万円前後

申請費用

注文住宅に関わる各申請費をまとめました。

数万円のものは、ほとんど手間代のため施主自身で行えるものが多いです。

ぜひメーカーに相談をしてみてください。

申請内容費用 
道路専用許可3〜5万円
住まい給付金申請書類発行費用6万円
グリーン住宅ポイント申請費用10万円
都市計画法 29条開発許可申請20万円
都市計画法 42条建築許可申請18万円
都市計画法 43条建築許可申請18万円
都市計画法53条許可申請 区画整理地内5万円
都市計画法58条2項届出 地区計画5万円
土地区画整理法76条許可申請 5万円
適合証明申請12万円
適合証明申請 建替え5万円
開発完了検査5万円
農地転用許可申請12万円
農地転用届出申請8万円
風地地区許可申請8万円
埋蔵文化財届出4万円

最後に

ご覧いただきましてありがとうございました。

この記事は2021年2月6日時点のものです。

2021年12月23日 更新しました。

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